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ファストフードと日本人

いまや、長寿国どころか短命県になってしまった沖縄県では、戦後の米国占領下、本土よりも一足先にハンバーガーやスパムソーセージなどの米国の安価な肉食文化が入りました。

その結果、65歳未満で亡くなる早世率が約27%と増え、3人に1人の割合で若者や中高年が亡くなってしまっています。 沖縄県の肉類の摂取量は、全国1位ですが、魚介類、野菜類、果実類は全国最下位となっています。

つまり、肉類そのものが悪いのではなく、食のバランスが脂質の摂取にのみ偏っているのが、短命の原因のひとつなのです。

それに沖縄県の場合は、平地が多く移動に車やタクシーを使うことが多いため運動不足が指摘されています。

脂質に偏った食事で、運動しないとどうなるか。エネルギーとして使われなくなった脂肪は、皮下脂肪や内臓脂肪だけでなく、血管や肝臓、心臓周囲にも溜まり、これが脂肪肝、糖尿病、心臓病に直結します。

さらに溜まった脂肪から出てくる飽和脂肪酸は、心臓や全身の血管に悪影響を及ぼします。

食事の組み合わせとして悪いのが、コレステロールと炭水化物とアルコールの組み合わせです。

その結果、中性脂肪が一気に跳ね上がります。 最近では、中性脂肪の値がそのまま心筋梗塞脳梗塞のリスクに直結していること、脂質と炭水化物とアルコールなどの組み合わせが最も悪いことがわかってきています。

脂質と共に摂るなら、たっぷりの野菜です。沖縄の短命化は、料理の選択肢を間違っているといえます。ファストフードの食べ過ぎで寿命を縮めている沖縄県の現状は、日本の近未来の姿でもあります。

最近では、日本人は欧米人に比べて、肝臓に脂肪を溜め込みやいこともわかってきました。

つまり、同じファストフードを食べても、日本人の方が身体にダメージが大きいのです。そろそろ、行き過ぎたファストフード文化に警笛を鳴らすべきでしょう。